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Andrid wear / Wear OS って何?iPhoneでも使えるの?

Googleが開発したウェアラブルバイス向けOS f:id:uccho_kd:20181024105437j:plain

wearos.google.com

Wear OSは以前はAndroid wearという名称だったGoogleによるウェアラブルバイス、特にスマートウォッチ向けのOSです。
名称やGoogleが作っているというところからiPhoneでは利用できないと思われがちですが iPhoneでも使うことができます

何ができるの?

Android端末とペアリングしている場合にはそのまま利用できますが、 iPhoneだとWear OSアプリを起動しておく必要がある ようです。

通知の受け取り

スマートフォンに届いた通知を時計で確認することができます。
スマートフォンをカバンの中に入れていたり、見ることが憚れる状況でもさっと通知内容を確認できるのですぐに対応すべきなのかなどを判断することができます。

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対応しなくていい通知の例
基本的にすべてのアプリの通知を時計で確認することができますが、時計で確認する必要のないアプリの通知はブロックして通知が来ないようにすることもできます。

Googleアシスタントの利用

Googleアシスタントを利用して、検索やリマインダーの設定、天気の確認などができます。
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Wear OS単体で動くアプリをインストールする

Android端末があればスマートフォン側のアプリと連携してアプリを追加できますが、そうでない場合はスマートウォッチ上で動くアプリを追加できます。
メモ帳やカレンダー、計算機、ウォッチフェイスなどのアプリを追加できます。
Wear OS上にアプリストアが用意されているので、そこからインストールできます。

時計からスマートフォンを探す

何気に便利なのがこの機能です。
時計は腕につけているのでなくさないですが、スマホは「あれ?どこに置いたっけ?」ということが起きることがありますよね。そんなときにこの機能を使えば、 スマートフォンから音を鳴らして探すことができます。
ただしBluetoothで接続できている場合に限られりので、あまり離れすぎていると鳴らすことができません。

その他基本的な機能

その他にも天気を確認したり、歩数をカウントしたり、心拍数を測定したりといった基本的な機能はiPhoneでも利用できます。

Androidだけで利用できる機能

iPhoneを利用している場合には使えない機能も一部あります。

通知が来たものに対して返信

LINEやメール、SMSなど対応しているアプリからの通知に対して 返信することができます。
返信する際の文字入力は、「音声」「絵文字」「キーボード」に対応しています。
キーボード入力の場合はGoogle日本語入力アプリを時計にインストールすることで日本語入力ができます。
画面が小さいので入力はしにくいですが不可能なレベルではありません。

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Google日本語入力

電話を発信

Bluetoothを利用して時計から電話を発信することができます。

スマホで開く

検索結果などをスマートフォンで開いて詳しく見ることができます。

結論

まとめると、Wear OSの基本的な機能はiPhoneでも利用できますがより便利に使いたい、と思うと手が届かないところが出てくるといったところです。
もしそういった機能をiPhoneでしっかりと使いたいならApple Watchを使ったほうが満足度は高いでしょう。
ただWear OS搭載のスマートウォッチはいくつもの企業から様々なデザインのものが発売されています。もし、デザインで選びたいということであれば機能的にもそれなり以上には使えるWear OSも選択肢の一つとしていいかもしれません。